同じ2級でも難易度が違う?全珠連と日珠連の級の違いを比較!

そろばん検定・資格
読者さん
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「そろばん検定を受けたいけど、全珠連と日珠連ってどう違うの?」

エコミ
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「全珠連と日珠連の違い、気になりますよね。初めての方でも分かりやすいように、検定の特徴や選び方のコツをまとめました!」

このページでは、それぞれの特徴や難易度、選び方のコツをわかりやすく解説します!

そろばんを始めて検定を受けるなら、どの団体の検定を選ぶかも大切なポイントです。

この記事では、全国珠算教育連盟(全珠連)と日本珠算連盟(日珠連)の級の違いを中心に、それぞれの特徴や教室選びのヒントをお届けします。

 

全珠連と日珠連の違いをわかりやすく解説|そろばん検定の基礎知識

そろばんの検定には、大きく分けて「全珠連(全国珠算教育連盟)」と「日珠連(日本商工会議所主催)」の2つがあります。
どちらも全国で実施されており、そろばんの実力を証明するための資格試験です。

全珠連は、学校教育や地域の教室でもよく使われており、検定には「伝票算」や「応用計算」といった科目も含まれます。


一方、日珠連(日商珠算検定)は、商工会議所が主催しており、社会人や資格志向の人に人気があります。検定は「かけ算・わり算・見取算」の3科目で構成され、シンプルながら実用性を重視した内容です。

 

全珠連と日珠連の難易度の違いとは?

「全珠連2級を持っているけど、日珠連では何級になるの?」
受験した方による参考意見ですが、明確な換算表はありません。

一般的には日珠連の方が2級程度難しいと言われています。
全珠連2級 ≒ 日珠連の3級〜準3級くらいの実力と考えるのが妥当です。

特に、日珠連は見取算の桁数や口数が多く、スピードと正確さがより求められるため、「同じ級でも内容が違う」と感じる人が多いのです。

 

全珠連と日珠連のそろばん検定の比較早見表

ざっくり表にまとめるとこんな感じです

比較項目全珠連日珠連(日商)
種目かけ算・わり算・見取算+伝票・応用などかけ算・わり算・見取算
難易度の傾向段階的に難易度が上がる全体的にレベルが高め
見取算の特徴桁数・口数はやや少なめ桁数・口数が多く、処理能力が必要
合格基準種目ごとに得点基準あり3種目合計での合格基準あり
時間配分種目ごとに試験時間あり全体で30分(種目の順番は自由)

このように、問題の構成や試験方式にも違いがあります。
例えば「見取算が得意だけど、伝票は苦手」など、ご自身の得意・不得意と照らし合わせてみましょう。

口数(くちすう)とは?
そろばんでは、1問の中で縦に計算する行数を「口数」といいます。

例えば、下の見取り算の問題を3口(みくち)と呼ばれます

 536
+182
+462

数が5行なら、5口、10行なら「10口」と増えていくと計算が難しくなります。

 

自分に合った級を見つける方法|公式の見本問題や問い合わせを活用しよう

「自分の今の実力では、どの級から始めればいいんだろう?」
そんなときに役立つのが、検定問題の見本や過去問です。

 

日珠連(日商)の場合

日珠連では、公式サイトに検定問題の見本が公開されています。
かけ算・わり算・みとり算の3種目を30分以内に解くので、チャレンジしてみるとレベル感がつかめます。

🔗 日商珠算検定 見本問題はこちら(PDF)

難易度の目安として、8割以上の正答率で合格圏内とされているため、実力チェックに最適です。

全珠連の場合

全珠連では公式サイトに問題サンプルの掲載はありませんが、そろばん教室のサイトや教材サイトで練習問題を確認できることがあります。

「さくらぷりんと」のサイトでは、全珠連対応の各級の問題例が紹介されており、解説もついていてとても親切です。

私はこちらのサイトが気に入ってます。幼児・小学生向けと紹介されているため、学び直しの大人が取り組む前の目安としても使いやすいです! 

※掲載内容は変更される場合があるため、最新情報はサイトでご確認ください。

公式からの問い合わせも可能

練習問題が手元になかったり、もっと詳しく知りたい場合は、通っている教室や地域の全珠連支部、あるいは本部に問い合わせると確実です。

全国珠算教育連盟(全珠連)本部情報

  • 住所:〒601-8438 京都府京都市南区西九条東比永城町28
  • 電話番号:075-681-1234(代表)
  • 公式サイトhttps://www.soroban.or.jp/

 

まとめ

全珠連と日珠連、どちらにも良さがあります。
「どんな力を伸ばしたいか」「どんな目的で受けたいか」によって、自分に合った方を選ぶことが大切です。

  • 🌱 初心者や基礎から丁寧に学びたい → 全珠連
  • 💼 実用性を重視し、ビジネスや履歴書に活かしたい → 日珠連

どちらを選んでも、そろばんを続けることで「集中力・記憶力・計算力」がぐんと伸びるのは間違いなし。
あなたにとって無理なくチャレンジできるレベルから、少しずつステップアップしていきましょう!

大人になってからのそろばん学習は、楽しみながら続けることが一番の上達の近道です。
まずは興味のある方からチャレンジしてみてください。


検定はモチベーションアップにもなりますし、脳のトレーニングにも最適ですよ!

 

 

 

 

この記事を書いた人
エコミ

子育てが落ち着いた50歳の折り返しを迎えた主婦です。若い頃から社会生活は何とかこなしてきましたが、数字に対する苦手感があり、情報処理が遅く間違いやすい一面があります。そのため、仕事や日常でミスをすることもしばしばでした。この経験を踏まえ、そろばん学び直しを通じて自己肯定感や自信を向上させたいです。どの年代でも学びやすい珠算検定情報などをお伝えして、デジタル時代も乗り切りたいです。

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