「そろばん3級が受からない」
この言葉で検索している時点で、きっとあなたは、かなり頑張ってきた方だと思います。
テキストも一通り終えた。
練習もしてきた。
それなのに、模擬試験や時間制限のある練習になると、
思うように力が出せない。
私自身、まさにその状態でした。
子どものころから
そんな自分の特性を抱えたまま、
大人になってそろばん3級に挑戦しています。
この記事では、
オンライン模擬試験を終えた直後に感じた戸惑いを出発点に、
なぜ大人の私がそろばん3級でつまずいたのか、
そして不合格を通して何に気づいたのかを、正直にまとめました。
要領よく一発合格する人向けの記事ではありません。
でも、同じように立ち止まっている方には、
きっと重なる部分があると思います。
この記事では、そろばん3級の模擬試験で不合格だった体験をもとに、
大人がつまずきやすい理由と、その後の向き合い方をまとめています。
そろばん3級が受からない…模擬試験の結果を見て感じたこと
オンライン模擬試験を終えたとき、
まず感じたのは「悔しさ」よりも、戸惑いでした。
まったく歯が立たなかったわけではありません。
でも、「これは合格だ」と言えるほどの手応えもない。
試験が終わった瞬間から、
どこか落ち着かない気持ちが残っていました。
模擬試験を終えた直後の正直な気持ち
試験が終わった後、
真っ先に思ったことは「できない自分が悔しい」という気持ちでした。
冷静に振り返ってみると、
そんな、すっきりしない感触が残りました。

「もっとボロボロかと思っていたのに、
あと少し届かない感じがして、逆に気持ちが重くなりました」
この「あと少し」という感覚が、
思っていた以上に心に引っかかりました。
結果に触れる前の事実整理
その時点では、まだ正式な結果は出ていません。
ただ、自己採点をしてみると、
合格ラインには届かないだろうという予想はつきました。
模擬試験当日の流れや、
時間配分でどこにつまずいたのかといった詳しい体験については、
別の記事にまとめています。
▶ 珠算3級オンライン模擬試験体験談|大人の私が時間配分でつまずいた話
「できているつもり」と「試験で通る力」は、別ものだった
模擬試験を終えた直後に感じた戸惑いは、
あとから振り返ると、とても正直なサインだったと思います。
この「言葉にできない違和感」こそが、
その後、なぜ大人はそろばん3級でつまずくのかを考える
出発点になりました。
なぜ「理解しているのに受からない」のか
そろばん3級に何度も挑戦しているのに、なかなか受からない。
さらに、「内容は分かっているはずなのに、点につながらない」
そんな感覚に戸惑っている方も、少なくないように感じます。
特に、50代前後で学び直しをしている場合、
子どもの頃とは少し違う“別の壁”を感じることがあります。
計算力よりも先に問われる「処理力」
3級になると、そろばんの問題は一気に試験向けになります。
ここで求められるのは、
「正確に解ける力」だけでなく、
考えずに手が動くレベルの処理力です。
この点が、大人にとって最初のつまずきポイントになります。

「家では、合うまで何度も解き直しながら進めていました。
でも模擬試験では、立ち止まる時間がなくて手が止まってしまい、
“思った以上に時間が足りない”と感じました。」
この違いに気づいたとき、
「練習不足」では片づけられない何かがあると感じました。
大人がそろばん3級で受からない理由
―「できる」と「点が取れる」は別だった
そろばん3級に何度も挑戦しているのに結果が出ないと、
つい「もっと練習しなければ」「自分の力が足りないのでは」と考えてしまいがちです。
模擬試験を通して感じたのは、
大人のつまずきは、単純な“理解不足”だけではないということでした。
ここでは、私自身が模擬試験を受けて実感した
「大人ならではのつまずきポイント」を整理してみます。
理解しているのに点につながらない理由
家で問題を解いているとき、
「考えれば分かる」「やり直せば合う」という感覚はありました。
けれど試験では、
こうした条件が一気に重なります。
つまり、
「理解できる力」と「制限時間内に処理する力」は別物だったのです。
これは能力の優劣ではなく、
試験形式への慣れ方の違いとも言えます。
大人の学び直しで見えにくい“時間の壁”
50代前後でそろばんを学び直すと、
子どもの頃とは違う感覚に戸惑うことがあります。
たとえば、
これらは、長年の生活や経験の中で身についた
大人ならではの思考のクセです。
ただ、試験ではこの慎重さが、
「時間が足りない」「最後まで解ききれない」
という結果につながってしまうことがあります。

「間違えたくない気持ちが強くて、
一問ごとに確認しているうちに、時間がどんどん減っていました。」
計算力よりも、試験の進め方が課題だと気づいた瞬間
模擬試験で不合格だったとき、
自分は、計算そのものよりも
「試験の進め方」が不器用なのだと感じました。
問題の意味が分からないわけではない。
計算方法を忘れているわけでもない。
けれど、
こうした“試験ならではの動き”が、
まだ身についていなかったのだと思います。
家での練習では、
間違えたところを立ち止まって考え直せました。
でも試験では、その余裕がありません。
この違いをはっきり意識できたことで、
「もっと速く計算する」よりも、
試験を想定した練習が必要なのだと考えるようになりました。
模擬試験不合格後に使った問題集と、その練習方法
模擬試験を終えて感じたのは、
「もっと難しい問題に挑戦しなければならない」ということではありませんでした。
それよりも、
試験の流れを意識した練習が、これまでほとんどできていなかった
という事実でした。
そこで、不合格後にあらためて手に取ったのが、
『珠算能力検定・珠算検定試験問題集 [ まなぶてらす ]』です。
購入の決め手は「家で上達できる中級者向け」だった
この問題集を選んだ一番の理由は、
「お家で上達できる、中級者向けの問題集」だと感じたことでした。
模擬試験を受けて分かったのは、
私に足りなかったのは知識ではなく、
試験の進め方に慣れるための練習だったということです。
こうした練習は、
解説が多すぎる教材よりも、
試験形式に近い問題を繰り返せる問題集のほうが合っていました。

「説明を読むというより、
“本番と同じように解いてみる”練習ができる点が、今の自分に合っていました。
わかったつもりになっていたところも、
自然と整理し直せる感じがありました。」
やり直し前提の練習から「区切って進める練習」へ
模擬試験前までの私は、
間違えたところがあると、その場で立ち止まり、
合うまで何度も解き直す練習を続けていました。
理解を深めるには大切な方法ですが、
試験では「立ち止まらずに進む力」も求められます。
そこで、この問題集を使うようになってからは、
練習の進め方そのものを見直すことにしました。
ただし、問題集に詳しい練習方法が載っているわけではありません。
自分に合うやり方を探しながら、
AIに相談したり、少しずつ試したりしている段階です。
今、意識しているのは次のようなことです。
※ポイント
→ 「完璧に解く」よりも、「時間の感覚をつかむ」ことを意識しています。
まだ模索しながらの練習ですが、
少しずつ「どこで立ち止まりやすいか」
「時間を使いすぎている科目はどれか」が見えるようになってきました。
この切り替えができたことで、
「試験の中でどう動くか」を、
少しずつ体で覚えられるようになってきたと感じています。
2級・準1級・1級まで使えるのが心強い
この問題集は、3級だけで終わるものではありません。
2級・準1級・1級まで対応している構成になっています。
今すぐ上の級を目指しているわけではなくても、
があることで、
目先の不合格だけに気持ちが引っ張られにくくなりました。
また、今は余裕がなくても、
「少し先には、もっと上を目指せるかもしれない」
そんな気持ちになれるのも、この問題集の良いところだと感じています。
結果を急がず、
長い目でそろばんを楽しめそうだと思えたことも、
私にとっては大きな変化でした。

「今は3級でも、
“ここまで使える問題集なんだ”と思えるだけで、気持ちが少し前向きになります。
かつて、子どもが必死に勉強していた気持ちを、
今になって少し共有できたようにも感じました。
この先へ続く学び直しの良さを、あらためて実感しています。」
例題の解き方を動画で確認できるQRコードつき
このまなぶてらす問題集には、例題の解き方を動画で確認できるQRコードがついています。

以前利用していた通信講座おおぞらパスでは、
受講期間が終わると、動画解説は視聴できなくなる仕組みでした。
学んでいる最中は十分でも、
あとから「ここ、もう一度確認したい」と思ったときに見返せないのは、少し心細さが残ります。
その点、この問題集は、
例題の解き方をQRコードでさっと確認でき、
必要なときに、必要な部分だけを見直せるのが大きな魅力でした。
無料動画を探し回る手間もなく、
例題を必要なときにすぐ確認できる。
1,320円でこの環境が手元に残るなら、
学び直しを続ける大人にとって、十分納得できる一冊だと感じました。
まとめ|「受からなかった経験」が教えてくれたこと
そろばん3級に受からなかったことで、
私は初めて「計算ができること」と
「試験で通る力」は別ものだと気づきました。
それは能力の問題ではなく、
試験という場に合わせた練習を、
まだしていなかっただけなのだと思います。
模擬試験の不合格と、問題集を使った練習を通して、
私はようやく「試験の中でどう動くか」を
考えられるようになりました。
もし今、
「分かっているのに受からない」
「頑張っているのに結果につながらない」
そんなところで立ち止まっているなら。
その感覚は、次へ進むための大切なサインかもしれません。
焦らず、自分のペースで。
そろばんの学び直しは、
結果以上に、気づきの多い時間だと感じています。
大人の学び直しでは、
理解の深さや慎重さが、
かえって時間の壁になることもあります。
「試験対策として“何を変えればいいか分からない”と感じている方には、
私のように一度立ち止まって、問題集で流れを作り直す方法も一つの選択肢だと思います。」
