
「そろばん検定を受けたいけど、全珠連と日珠連ってどう違うの?」

そろばん検定について調べていると、「全珠連」「日珠連」という名前が出てきて、どちらを選べばいいのか迷いますよね。
結論からいうと、全珠連と日珠連は、どちらが良い・悪いということではなく、別の検定制度です。
それぞれで試験の内容や級の分け方などに違いがあります。
ただ、初めてそろばんを習う方が、最初から「全珠連と日珠連のどちらにするか」を細かく決める必要はありません。
近くに通いやすいそろばん教室があるなら、まずは教室に相談してみる。
近くに教室がない、通う時間が合わない、自宅で学びたいという方なら、オンラインでそろばんを学ぶ方法もあります。
この記事では、
- 全珠連と日珠連の違い
- 3級を例にした試験内容や合格基準の違い
- 「全珠連○級=日珠連○級」と単純に考えられない理由
- 自分のレベルを確認する方法
- 検定を目指すときの教室選び
について、初めての方にも分かりやすく紹介します。
「検定を受けてみたいけれど、何から始めればいいのか分からない」という方の参考になればうれしいです。
全珠連と日珠連は何が違う?
そろばん検定について調べていると、「全珠連」と「日珠連」という名前を目にすることがあります。
どちらもそろばんの実力を確認するための検定を実施していますが、同じ検定ではありません。
簡単にいうと、
- 全珠連=公益社団法人 全国珠算教育連盟
- 日珠連=公益社団法人 日本珠算連盟
という別々の団体です。
全珠連では、珠算検定を1級~15級と段位に分けて実施しています。
一方、日珠連では、日本商工会議所と協力して実施する日商珠算能力検定のほか、日珠連が主催する級位・段位の検定もあります。
なお、日商珠算能力検定は、1~3級が日商主催・日珠連協賛、4~6級は2025年度から日珠連主催・日商協賛となっています。
このように、全珠連と日珠連では、検定の仕組みや級の分け方が異なります。
試験内容にも違いがあります
全珠連と日珠連では、試験で行う種目や合格基準などにも違いがあります。
代表的な違いを簡単にまとめると、次のとおりです。
全珠連の3級
- 乗算(かけ算)
- 除算(わり算)
- 見取算(みとり算)
- 伝票算・暗算・応用計算から2種目
日商珠算能力検定3級
- みとり算
- かけ算
- わり算
このように、同じ「3級」でも試験の構成が違います。
全珠連は複数の種目を組み合わせて実力を確認するのに対し、日商珠算能力検定3級は、みとり算・かけ算・わり算の3種目で合否を判定します。
そのため、
「全珠連の3級と日珠連の3級は、どちらが難しいの?」
と単純に比べることはできません。
級の数字だけで比べるのではなく、それぞれ別の検定として考えると分かりやすいでしょう。
全珠連と日珠連のそろばん検定の比較早見表
全珠連と日珠連の違いを、初心者にも分かりやすいようにまとめてみました。
細かな試験内容は級によって異なるため、ここでは私が目標にした3級を例にして比較します。
| 比較項目 | 全珠連 | 日珠連 |
|---|---|---|
| 3級の主な試験 | 乗算・除算・見取算+伝票算・暗算・応用計算から2種目 | みとり算・かけ算・わり算 |
| 試験の進み方 | 種目ごとに時間を区切って受験 | 3種目を30分でまとめて受験 |
| 3級の合格基準 | 5種目すべて100点以上 | 300点満点で240点以上 |
このように、同じ3級でも試験の内容や合格の仕組みが違います。
そのため、「全珠連3級と日珠連3級のどちらが上?」と単純に比べるより、それぞれ別の検定として考えるほうが分かりやすいでしょう。
なお、各級・段位の詳しい試験内容や受験方法は変更される場合もあるため、受験を考えている方は公式サイトで最新情報を確認してください。
自分に合った級を見つける方法|見本問題を活用しよう
「自分の今の実力なら、どの級から始めればいいんだろう?」
そんなときは、検定の見本問題を実際に解いてみるのがおすすめです。
問題を見てみると、計算の桁数や問題の量などから、自分にとって難しそうかどうかをイメージできます。
日珠連の見本問題
日珠連では、公式サイトに珠算能力検定の級別の問題見本が公開されています。
1級~10級の問題見本が公開されていますので、いくつかの級を見比べてみるのもよいでしょう。
「この級ならできそう」「これはまだ難しいな」と、実際の問題を見ながら自分のレベルを確認できます。
全珠連の見本問題
全珠連では、公式サイトで各級の詳しい試験内容を確認できます。
一方、実際の問題を見てレベル感をつかみたい方は、佳日そろばん教室のサイトでも全珠連の検定練習問題を確認できます。
私自身が利用した「おおぞらパス」を運営している佳日そろばん教室の教材なので、「実際にどんな問題を練習するの?」と気になる方にも参考になると思います。
👉 [全珠連のそろばん検定問題を見てみる|佳日そろばん教室]
さらに、全珠連の級に沿って自宅で学びたい方には、私が実際に利用した「おおぞらパス」という通信講座もあります。
教室で使っているテキストを使いながら、自宅で自分のペースで学べる通信教育です。
👉 [おおぞらパスを詳しく見る|50代から実際に利用した体験談]
検定を目指すなら、どんな学び方がいい?
検定を目指すなら、無理なく続けられる学び方を選ぶことが大切です。
近くのそろばん教室
通いやすい教室があるなら、先生に相談しながら練習できます。受験する検定の種類も、入会前に確認しておきましょう。
オンライン
送迎や通学が難しい方には、自宅で学べるオンラインも便利です。個別指導や少人数制など、いろいろなタイプがあります。
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独学
問題集などを使って、自分のペースで練習する方法です。分からないところだけオンラインレッスンを利用する方法もあります。
自分の生活に無理なく取り入れられる方法を選ぶことが、長く続けるポイントだと思います。
まとめ|全珠連と日珠連は別の検定制度
全珠連と日珠連は、どちらが良い・悪いということではなく、それぞれ別の検定制度です。
同じ「3級」でも、試験の種目や時間、合格基準が異なるため、級の数字だけで単純に比較することはできません。
これからそろばんを始める方は、最初から全珠連と日珠連のどちらかを決めるより、
を考えてみるとよいでしょう。
「検定を受けてみたい」と思ったら、まずは実際の問題を見て、自分のレベルを確認するところから始めてみてください。
そして、全珠連の検定に対応した教室を探している方は、全国珠算教育連盟の教室で学べる「いしど式オンラインそろばん 」も選択肢のひとつです。
▶ 全国珠算教育連盟の教室で学びたい方はこちら
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そろばんを続けた先の楽しみも
検定を目標に練習を続けていると、合格だけでなく、「そろばんをもっと知りたい」という気持ちが生まれることもあります。

私自身、3級に合格したあと、そろばんの歴史に触れられる白井そろばん博物館を訪れました。




